お疲れ様です!自他ともに認める歯ブラシマニア、そして「意識が高い」と歯科医におだてられ、天狗になりかけた男がお送りします。
磨き残しゼロを目指す男、まさかの失態
私は磨き残しという言葉を聞くと背筋が凍る男である。
私は自他ともに認める歯ブラシマニア。3ヶ月に一度の定期歯科検診は、もはや「腕試し」の場だ。あの真っ赤なインク(染め出し液)で磨き残しをチェックし、「よし、今回もパーフェクトに近い!」とニンマリするのが至福の時。もう何年もOral-Bの電動歯ブラシと、歯科専門のブラシを愛用している。
歯科医からも**「Dr.おぐりん家さんは意識が高いから」とおだてられ、私は歯が浮く思いをしながらも、その言葉を真に受け、「そうか、まだ上があるのか!」と精進の日々を送っていたわけである。
だが、である。
そんな「意識高い系歯磨きスト」を、数年に一度、あいつは襲ってくる。そう、歯茎の腫れだ。そしてそれが、昨日の出来事だったのだ。
突然の激痛に、磨き残しゼロのプライドが砕け散る
突然の激痛、「ズキーン!」とくるやつだ。
会話もままならず、食事?とんでもない。口の奥にデカいカニの甲羅でも挟まったのかというレベルの不快感がひたすら続く。鎮痛剤を飲んでも、腫れは一向に引かない。
「治したい!理屈抜きで治したい!」
こんなにも切実に願ったことは久しぶりである。日々のセルフケアを誇りにしていた私のプライドは、激痛と腫れの前に脆くも崩れ去ったわけである。
藁にもすがる思いで試した「立効散エキス」
絶望の淵で、ふと思い出したのが以前から気になっていた漢方薬「立効散(りっこうさん)エキス」だ。名前からして「たちどころに効きそう」である。
藁にもすがる思いで、初めて飲んでみた。
正直なところ、痛みについては既に鎮痛剤を飲んでいたため、立効散単体での鎮痛効果は分からなかった。だが、のんでしばらくしてはっとした。
明らかに、腫れが引いているではないか!
立効散が単に鎮痛作用だけでなく、こんなにダイレクトに腫れに効くとは知らなかった。調べてみたら、立効散は古くから歯痛や歯周炎、腫れに使われてきた漢方だというではないか。(さすが「たちまち効く」という名前の由来だぜ!)
あの口の奥に挟まったようなカニの甲羅も、まるで魔法のようにスッと消えてくれた。エキス剤なんて正直「プラシーボだろ?」とナメていたが、まさかこんなに体感が得られるとは…エキス剤、侮れん。
今後のケアと、意識高い系歯磨きストの悟り
今回の経験で、セルフケアだけでは限界があることを改めて痛感した。今回の症状は、歯科医に報告し、改善すべきところを改善していこうと思う。今後は歯科での定期的なチェックと、状況に応じた漢方薬の活用も視野に入れていきたい。いやはや患者さんに処方していた立効散。こんなに効くとは思わなかった。
【免責事項】 本ブログ記事は個人の体験談であり、効果効能を保証するものではありません。立効散の服用は自己判断せず、必ず専門家にご相談ください。


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