先日乱合を通しで習った。
現在習得にはほど遠い、いや手順すらまだあやふやなところがある。
杖道の型12本目の乱合は、手順が長い。それに11本目まででは出ていない、相対稽古(短い型)にもない不思議な型がいいくつかある。それらも確かに興味深い。
ああ、乱合と言う型を評する切り口は幾つもあるのだ。
私の切り口は2つだ。
1つは太刀の切り上げを除き、色々な打ち込みにどう杖が対応するかを提示している。
そしてもう一つは、引落の構えからの展開だ。
私は11本目の型まで引落の構えは太刀にとっては絶好の鴨になるという認識でいた。
しかしそれは早計であった。
乱合はやたら右引落の構えで太刀に対抗している。それにしても後の先が原則のはずが杖から仕掛ける技があるのには驚いた。いいのかこんなことしてと思う。同時に、杖から仕掛けるときはよほど太刀に気を付けるべきだと気を引きしめた。
これから丁寧に技を練っていこうと思う。
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