【要約】
杖道の稽古では、相手の目に杖先を付ける構えが重要であり、これにより相手に圧力をかけることができる。また、攻撃を試みる際には、相手が反応して入ってくる可能性を常に念頭に置くことが求められる。杖道の試合映像から得た教訓を活かし、型稽古においてもこれらのポイントを意識することで、より本質的な技術を身につけることができる。
杖道の試合ビデオで気付いたこと
杖道の型を稽古する際に、何に気を付けるべきかを常に考えている。最近、某YouTubeチャンネルで杖道の試合ビデオを観た(リンクを提示して良いか否か分らないので、「第46回全日本居合道選手権大会 竹杖乱取試合(試験実施)」で検索して欲しい)。これは型試合ではなく所謂乱取りの映像で、正確には杖道ではないかもしれないが、非常に興味深いものであった。
そのビデオを観て、2つの重要な点に気付いた。
- 相手の目に杖先をつけて構える
この構えを取ることで、少なくとも相手からは簡単に入って来られないということ。
- 攻撃をしようとすると相手が反応して入ってくる
相手の目に杖先をつけた状態を解いて攻撃を試みると、相手が瞬時に反応してこちらに入ってくること。
意識すべき杖道型稽古内容
これらの点を踏まえて、杖道の型の稽古で意識すべきことは以下の通りである。
- 相手の目に杖先を付ける構えをきっちりと決めること
この構えをしっかりと取ることで、相手に対する圧力をかけることができる。
- 杖先を相手から離して次の動作に入るときの注意
次の動作に移る際には、相手がこちらにすぐに入ってくることを前提に型を練ることが重要である。
ただ、実際にはこれらの内容はすでに師匠から教わっていることである。だからこそ受け入れることができる。これらのポイントをより意識して稽古を続けることで、より本質的な技術を身につけることができるだろう。
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