これまでZettelkastenの永久保存版メモをScrapboxへコピペしていた。
リンクも可能な限り再現できるようにと、色々と工夫した。
だいたい一日に5つから10つファイルをコピペしたかな。
これが終わったら引用文献メモでもコピペを続けようと予定していた。
しかしそれも次第に飽きてきていた。
その中でふと、「頻尿」をScrapboxへ降臨させたことは、以前報告した通り。
Scrapboxを開けるとコピペしなきゃ、という妙な切迫感が出てしまっていた。
つまりコピペ行為が飽きた上に負担になっていたのだ。
結果Scrapboxを開けずに数日過ごした。
そこで少し前に書きつけた「頻尿」関連に目を移した。
ああ、そう言えばこの内容は書きかけだった。不十分すぎて鑑別診断にもならないし、面白みもない。当然参考にならない。
するとほとんど治せなく、外来に来なくなった患者さんが思い出された。
そして治せなくて申し訳なさと悔しさが入り混じり、それが熱く鋭い苛立ちとなって背筋に通った。
たかが頻尿ごときを治せないお前が何にやにやと余裕こいているのだと、その不十分で不完全なScrapboxページが私を憐れむように見返しているように見えてきた。
鑑別診断ぐらいはきちっと調べよう。
頻尿関連を調べ直そうと、情報を投入し始めた。
実際頻尿の原因から処方に至るまではいうまでもなく多くの情報が必要である。
その中で私という限りある小さなキャパで、取りこぼしなく充分に考慮して処方に至る道筋までを書き上げることに留意した。
多くの脱線と、それに続く新たなテーマを撒き散らしながら頻尿治療ルートはカタチ作られていった。
今その姿は7割がた現れてきた。
どんどんと進んでいく。
まるで今までいつもScrapboxを使っていたように次々にページがたささっていく。
先達の情報を見るとScrapboxを処理するのに少なくとも1時間は欲しいなどのコメントがあった。
最初それ読んだ当時、これに1時間だなんてとんでもないフェチだなと思っていた。
1時間は確保?そうだ。時間制限しないとやばい。
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