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Zettelkastenからの解放は究極の運用負担ゼロのジャーナル+AI構築

情報管理

【導入:これが一番負担の少ない方法だった】

Zettelkasten(ツェッテルカステン)。この魅惑的な知識管理システムに挑戦し、そして挫折した人は少なくないだろう。私もその一人だ。

しかし最近、ついに「運用負担が最も少ない、自分なりのZettelkastenの完成形」に辿り着いた。それは「すべてを日々のジャーナル(時系列ログ)に未整理のまま放り込み、後からAIに抽出させる」という合わせ技だ。

もはやこれはZettelkastenとは呼べないかもしれない。しかし、この方法が最も私達の知的生産を加速させると確信している。

【過去の挫折:完璧主義とリンク地獄】

かつての私は、ObsidianやGoogleドライブを使って、システムの中で一定の法則で多くのファイル同士をリンクさせていた。

しかし、いざ「永久保存メモ」を作ろうとすると、将来論文にすぐに載せられるような簡潔で完璧な文章を書かなければと気負い、ものすごい時間を消費してしまった。次第にメモを書くのが億劫になり、自分で作ったはずの複雑なリンクの法則すら忘れ、ついにはZettelkastenのファイルを開くことすら嫌になってしまったのだ。ルールの奴隷になり、システムは崩壊した。

【転機:入力障壁を極限まで下げる「ジャーナル」運用】

そこからシステムを一新した。今は1つの「ジャーナル(Googleドキュメント)」に、日々の気づき、読んだ文献、アイデアをすべて時系列で書き連ねているだけだ。

これが劇的に楽なのだ。iPadのTypelessでのテキスト入力はもちろん、標準録音機能で喋ったものをAIに文字起こしさせたり、写真をそのまま貼り付けたりもする。

ルールは極めて少ない。文献から得た知識をメモする際も、綺麗に整理するのをやめ、記述のすぐ下に引用元のURLをただ貼り付けておくだけだ。かつて色々なファイルにリンクを張り巡らせていた苦労に比べれば、負担は無に等しい。

【実例:バラバラの記録が繋がる瞬間】

「そんな未整理のゴミ箱で役に立つのか?」と思われるかもしれないが、これが驚くほど機能する。後からAIにテーマを与えれば、系統的に抽出して解釈を加えてくれるのだ。

少しお恥ずかしいが、ああこれは使えるなと直感できたきっかけになった例を挙げよう。

私は最近、便秘気味で悩んでおり、このジャーナルに「便秘薬を飲んだ時間」と「実際に排便があった時間」をただその都度記録していた。これを後からAIに読み込ませると、バラバラの時系列データから「この薬が効くまでの正確なリードタイム」が見事に抽出されたのだ。

笑い事ではない。外来診療や施設回診の最中に突然トイレに駆け込む事態を防ぐため、私にとって服薬のタイミングをコントロールすることは死活問題であった。

ほんの小さな一歩であったが、情報収集、整理、そして生成と多くの可能性を秘めた出来事と思えた。

このように、何気ない日常の断片データが、後からテーマを与えるだけで強力な「使える知識」として浮かび上がってくる事に気付いた。

【結語:未整理の知識がプロダクトに変わる確信】

この「ジャーナル+AI」の運用を始めて1ヶ月。読んだ文献や気づきを未整理のままどんどん蓄積していけることで、かつてのZettelkastenでは到底達成できなかった「自分の集積した知識をもとに、書籍などのプロダクトを生み出せる」という確かな自信を得ることができた。

もちろん、私はまだこのシステムでブログは書けていても、論文や書籍を書き上げたことはない。だから、この方法が正解なのか、あるいはどこかで再び挫折するのかは、これからの自分自身で確かめていく。

 

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