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蕉窓雑話

漢方医学

舌診の解釈@蕉窓雑話

蕉窓雑話を読み進めるうちに舌診についての記述があった。舌診で得られる限界は世間で思われているより少ない。というか他の診察と組み合わせると舌の所見が矛盾することが結構あったりする。だから、胃熱で舌苔が剥がれた状態は別として、ほとんど密かに参考...
漢方医学

和田東郭は経方医なのか

私の記憶が正しければ、和田東郭は折衷派。古方も後世派の真ん中という、わかったようでわからない認識でいた。蕉窓雑話を読み進めるうちに、何ともうれしさがこみ上げてくる文章にあたった。(前略)できるだけ古方中から探し、どうしても古方では治療できな...
漢方医学

蕉窓雑話(しょうそうざつわ)読み始めて

蕉窓雑話とは江戸期漢方の臨床家和田東郭の談話が弟子たちによりまとめられた全104話からなる書籍。いや、読んでいなかった。敬遠していた。細かいコツのようなことがまとまり無く書かれていて咀嚼しがたい気分でいたからだ。近年Cosenseを得てこの...