刺絡療法 発熱外来要件でおもうこと 微熱が出た。咳、痰、喉の痛み、鼻水といった呼吸器症状はない。しかし、とにかく関節が痛む。幸い、現時点で新型コロナウイルスとインフルエンザは陰性であった(ただし、インフルエンザの検査は少し早かったかもしれない)。解熱鎮痛剤のカロナールを服用し... 2025.08.22 刺絡療法東洋医学
漢方医学 「秋バテ」の正体『秋燥』を見逃すな 【漢方医学】秋の不調「秋燥」の病態と対策うだるような暑さが少し和らぎ、夏の終わりである晩夏を迎えた。これからすぐに到来する本格的な秋は、過ごしやすい季節である一方、体が気候の変化に対応できず、不調を感じやすい時期でもある。秋本番を前に、以下... 2025.08.14 漢方医学
漢方医学 AIが繋いだ漢方治験とオーガズム後疾患症候群 【序章】アトピー性皮膚炎の奥に隠されていた、本当の悩み漢方医として臨床経験を積んでいた20年前、一人の青年との出会いが、私の漢方人生における大きな「宿題」の始まりとなった。最初、彼は難治の「アトピー性皮膚炎」の治療を希望して来院した。まずは... 2025.08.13 東洋医学漢方医学
漢方医学 漢方内科増患方法の大きなホール 漢方外来というやつは意外と患者さんは増えにくい。治ったら来ない。治らなかったら来くるわけない。つまり、増えない前提がある。生活習慣病のような慢性疾患つまり、糖尿病や高血圧症、脂質異常症ならば増えやすい。勤めている病院びHPには掲載されている... 2025.06.14 東洋医学漢方医学
漢方医学 第75回日本東洋医学会学術総会2日目 2日目は企業ブースで懐かしい方たちと楽しく談笑できた。ツムラの私を経方医学の世界に陥れたMRさんとも再開して懐かしい話と今後の話をいっぱいした。懐かしい経方医学で交流した先生方とも再開できた。一息入れてふと外を見た。ここは京王プラザホテル4... 2025.06.08 東洋医学漢方医学
東洋医学 第75回日本東洋医学会学術総会初日 令和7年の日本東洋医学会学術総会は東京の京王プラザホテルで開催される。私は初日は登録のみで企業展示を見ようと行ったら、明日からだという。上野に移った亜東書展を訪ねて紛らわす。相変わらずすごい品そろえ。すぐ使えそうな本を見つけた。夕食は上野の... 2025.06.07 東洋医学
漢方医学 思考実験で書かれた条文とは 私は普段から傷寒論や金匱要略は多読する。勿論ただ読むわけではない。色々な読み方をする。もはや習慣化しているので何でこんなことしているんだろうと思いを巡らすとすぐに思い当たる。それが漢方の勉強方法だと師匠から習ったからだ。思えば今まで色々な読... 2025.04.02 東洋医学漢方医学
漢方医学 眩暈を自分で治療しちゃう人 ふと、思わぬところからなるほどと、知識を得るというか知見を得ることがある。いや、私の治験ではない。今日、産業医として会社に訪問。そこで伺った話。本人が特定されてしまうかも、なので少しぼかして書く。定年前の方。ある指定難病の持病をお持ちである... 2025.03.27 東洋医学漢方医学
刺絡療法 鎮痛を伝統医学で探求する 中医臨床のバックナンバー2024年9月号を読んでいたら面白い記事にひかれた。「五行理論の整形外科疾患(小阪医院 曺 桂植)」である(中医臨床2024年9月号p58-)である。以下はあくまで私が知識として活用するための、私なりの解釈である。著... 2025.03.10 刺絡療法東洋医学漢方医学