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東洋医学

刺絡療法

左F1(隠白)の喧噪

以前アップした患者さん。味覚異常を治す目的でF1(隠白)の刺絡をした。正確には味覚異常ではないかもしれない。味覚異常の定義は違う味がしたり、全くしなかったりする。何かを食べて起こる病態を示す。この方は何も食べて無くても胡椒の味がするのだ。隠...
漢方医学

【輔行訣】大螣蛇湯を経方医学で読む

輔行訣方剤シリーズ最後の方剤である大螣蛇湯(だいとうだとう)を挙げる。大螣蛇湯治天行熱病、邪熱不除、大腑閟結、腹中大満実、腹満而喘、時神昏不識人、宜此方急下之。枳定三両厚朴甘草大黄葶藶大棗、芒硝各二両、待熔已、温服二升、日再服。意訳を書く。...
漢方医学

輔行訣大青竜湯を経方医学で読む

配薬は傷寒論金匱要略にける小青竜湯である。混同を避けるためここで輔行訣大青竜湯とする。治天行,表不解,心下有水氣,乾嘔,發熱而喘咳不已者。麻黃去節細辛芍藥甘草炙桂枝各三兩五味子半升半夏半升乾姜三兩右方八味,以水一斗,先煮麻黃,減二升,掠去上...
漢方医学

病名漢方は四診中三診にあたる

病名漢方とは病名や症状だけで方剤(主に漢方エキス剤)を処方すること。充分診察せずに処方することと見られ一段低く見られがちだ。しかし私は病名漢方を否定しない。要は治れば良い。漢方の診察とは四診は問診、望診、切診、聞診である。それぞれの詳細は省...
刺絡療法

刺絡治療あれこれ

刺絡治療は即効性があり治療対象は広範囲。
刺絡療法

東洋医学で予防医学研究は簡単だ

東西医学とも予防が大切。東洋医学で予防の概念はチャイナ大陸で大凡2000年前からあった。しかし今日日常診療で体系的に指導されているかといえばそうではないだろう。
漢方医学

滋陰至宝湯を経方医学で察する

滋陰至宝湯は条文が病機症状治方が混在。気持ちが伝わってくる感じ。