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杖道

杖道

【杖道】力を抜け、という難題

「力を抜け、力を。」先生は口を酸っぱくしておっしゃる。こちらの耳には、もうタコができすぎて痛いくらいだ。「はいはい、力を抜けば良いんでしょう」と頭では理解し、体現しているつもりになる。しかし、稽古がのってくると、ついつい「どりゃ!」と打ち込...
健康増進

告白

それはいきなり来た。これは動悸だ。その動悸と共に胸の奥が痛む。ずんずんずん、と重い響き。しばらくじっと落ち着いていると収まるが、また始まる。狭心症、心筋梗塞、動脈瘤、食道痙攣、上腸間膜動脈閉塞あるいは解離……。医師として、様々な鑑別診断が頭...
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太刀も気持ちよく打たれるように―令和八年、初稽古の深き学び

今日から仕事始めである。よって初出勤を終え、私はいつものように少し遅刻して稽古に参加した。道場へ滑り込むと、そこには驚くべき幸運が待っていた。なんと、今日の打ち込み、そして型稽古の相手を務めてくださったのは、当会最高段位者であるS先生だった...
健康増進

【杖道】褒められ慣れていない私、疑惑の3連発

杖道の打ち込みの稽古中のことでした。いつものように少し遅れて稽古に合流した私は、すぐに打ち込みの練習から参加しました。打ち込みというのは、引落打、逆手打、突外打だけをひたすら繰り返す基本の稽古です。太刀を杖で上から擦り落とす……。この技につ...
杖道

【杖道】物見に見えた極意

杖道の一つ一つの手順は、一見すると単純なものが多い。しかし、それらが組み合わさると「あちらを立てればこちらが立たず」といった具合に難易度が増す。 稽古を続けていると、ふと、古(いにしえ)の本来の意味が失われてしまいそうな、形骸化しかけた技や...
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模擬刀後の杖

K先生の太刀のご指導に添い、杖道の太刀側の動きを模擬刀でなぞった。刃筋の向きを相手に向けてゆっくりと。すると、病的と言っていいほど、強く左手で杖を掴み振ろうとする。その位置もふらふらせず、へそ前辺りになる。当然杖道は左右の手を使うので、それ...
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【杖道】引落打の進化

引落打(ひきおとしうち)。型の様々な局面で現れる重要な技だ。状況としては、太刀側が既に抜き放ち、切先をこちらの顔に向けている緊迫した場面。 対する杖側は、相手に真横になり、肩口を向け、杖を体側に斜めに隠すように構える。一見すると武器を持たな...
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【杖道】繰付の妙から

杖道には「繰付(くりつけ)」というシブい技がある。相手が脳天を割り込もうと切りつけてくる太刀を、ひらりと避け、杖で捕らえ、そのまま体勢を崩して制圧する。まるで合気道のような体術的要素があり、私はこの技が結構気に入っている。「無手(素手)」に...
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【杖道】四段で遭遇した「未知」と冷や汗

杖道四段に昇段し、早半年。 先日、私にとって衝撃的な出来事があった。初めての指摘を受けたのだ。場所は、杖道の制定形4本目「斜面(しゃめん)」。 この型は、相手(打太刀)の斬り下ろしに対し、右へ体捌きを行いながら杖を左こめかみに打ち込む技だ。...
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【杖道】太刀の重さが教えてくれること

杖道の打太刀を、少しでもリアルに近づけたくて工夫している。他の人はともかく、私には、現状の杖道の打太刀の指導は足りないと感じている。以前、全く違う太刀を学んだ者としては、その癖を外すためにも、より具体的な技術習得の手順が必要なのだ。ここで一...