酸棗仁があと、40gで処方できなくなる。
市内で生薬を保険処方せんを受けて頂いている薬局からの情報。
酸棗仁は胆気虚あるいは肝気虚で使用する、貴重な生薬である。
私は1日多いときで24g、普段は10g処方する。
となるとあと、4日分しか処方出来ないことになる。
その理由は何故か。
逆ザヤが凄まじくてとても収益があげられない、というのだ。
つまり保険で定められている金額が仕入れ値を大きく下回るからである。
良心的な薬局であっても、霞を食べて生きていけない。いや売るほど赤字になるのでもっと悪い。
勿論予告はあった。
あと、500gの酸棗仁が尽きたら終わりとの知らせが少し前にあり、それがいよいよ目前に迫ってきていると言うことだ。
ああ、どうしよう。
酸棗仁湯エキス剤をかますなどしようか。
余分な配薬があるのでなんともはぁ気が進まない。
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