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杖道

古武術は型を変えない、杖道は改定する

古武術は型を変えない。そもそも変えようとする人物を上位に置かない。独立を促するなどして排斥する。変えない理由は、古武術の型とはヒトの動きを全くの素人から武術的な動きへ変えるための手順だからだ。古流の柔術の多くは入門者に対してただ歩く動作すら...
漢方医学

杖道本のヨミカタ考

全日本剣道連盟から杖道の本が出ている。ネットで検索したら無料でダウンロードできる。紙媒体は有料だ。実はこれ、杖道を学ぶ者にとって実質的にバイブルと言って良い本である。技に迷いが生まれたとき、解釈に疑問が生まれたときに戻る。その本を読んでYo...
漢方医学

経方弁が言及する石膏の条件

経方弁( 山田業広 編訳雨宮良三 創医会p27−)に白虎湯、白虎加人参湯について配薬されている石膏について言及している。石膏が入っている方剤は大青竜湯、越婢湯、麻杏甘石湯、竹葉石膏湯、白虎湯類だ。全てに渇への言及はない。汗も同様だ。よって石...
漢方医学

知らなかった陳士鐸(ちん しかく?)

先日参加した日本東洋医学学術総会。久しぶりに亜東書店の店舗を訪れた。巨大な棚を見て時間をかけてびびっと来る本を探した。そこで、陳士鐸なる著者の処方集だ。何者かいつの時代のヒトかも知らなかった。その処方は配薬の数が少ない。少ない生薬の種類でず...
漢方医学

講習会第2日目@宮城県塩釜

昨日に引き続き3日目。でかい体育館での稽古はエアコンが入らずあっちっち。外気温30度を超す中での稽古は大変。と思いきや宮城の杖道会は休憩所をエアコンが効いている部屋を用意してくれた。多くの指摘を受け、自身のない中での四昇段試験。結果は合格。...
杖道

講習会第1日目@宮城県塩釜

場所を間違えるというハプニングを経てぎりぎり開会式に間に合う。いや間に合わなかった。受付のみ間に合った。講習は午前そして午後前半では高段者による基本的な型や相対の実演。午後後半一本目から型に入った。とにかくツッコミがすごい。いやいちいち最も...
漢方医学

経方医学の柴胡剤と膈と肝気虚

経方医学から入った私は柴胡剤というとともかく膈を連想してしまう。実際経方医学4p116から「柴胡湯類」で小柴胡湯の解説冒頭から、「小柴胡湯を理解するためには、膈についての認識が不可欠である」(同p119)と来る。膈は三層構造であり、上膈、中...
漢方医学

久しぶり見た甘麦大棗湯頓服

甘麦大棗湯という方剤がある。金匱要略の婦人雑病脈証婦人蔵躁,喜悲傷欲哭,象如神霊所作,数欠伸,甘麦大棗湯主之。である。経方医学6p130で方剤の解説をしている。婦人臓躁、しばしば悲しんで泣かんと欲し、そのありさまはまるで神霊の為すところの如...
杖道

されど杖道

杖道昇段試験の日が近づいて来た。毎日技を改善している。ぎりぎりではあるが、昨日のこと。太刀落で返突するときに、足の運びが上手く出来ずに、前後の足、踵が進行方向の線状に乗ってしまう不具合をようやく解決できた。それに今日は当直で昇段の筆記試験の...
情報管理

Evernoteでタスク管理出来るのか

Evernoteでタスク管理ができるようになって4年以上経過している。しかし、ぐぐってもEvernote社(?)が中心にヒットしてくる。見たところ個人で報告している日本のサイトは上位にはヒットしない。ということはあまりぱっとしないんだろうな...