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ジャーナルの入力障壁を「ゼロ」にするために

情報管理

私がこれほどまでに音声入力というシステムに没入しているのには、明確な理由がある。それは、日々のジャーナル(記録)における「情報の入力障壁を、限りなくゼロにしたい」という切実な願いだ。どんなに素晴らしい思考が浮かんでも、キーボードを叩く、あるいはフリップ入力をするという行為には、少なからず「さあ、書こう」という構えが必要である。このわずかな心理的負荷が、時に貴重な情報の種をこぼし、記録の継続を妨げる壁となる。
音声入力は、その障壁を根底から破壊してくれた。頭に浮かんだ言葉を、指先を介さずそのまま「音」として放り込む。この「手間のなさ」こそが、私がジャーナルの有用性を再発見した最大のポイントであった。


Amicalが教えてくれた「無料」の限界と「分断」のストレス
当初、私の入力を支えてくれたのは「Amical」というアプリだった。無料でこれほどの精度が出せるシステムは稀有であり、その恩恵を十分に感じていたのは事実である。
しかし、漢方の専門用語や独自の言い回しを多用する私にとって、どうしても抗えない壁が立ちはだかった。それが「デバイス間の辞書の分断」である。
Macで一生懸命に覚え込ませた専門用語を、iPadiPhoneでもゼロから教育し直さなければならない。この「積み上げの非効率」は、デバイスを使い分ける私にとって、無視できないデメリットとなっていった。


「録音+Gemini」という、刺激的で遠い回り道
実はこれまで、iPadで「Typeless」が使えないと思い込んでいた期間、私はある「回り道」をしていた。

  1. 単なる録音機能で、自分の声をデータ化する
  2. その音声ファイルをGeminiにアップロードする
  3. 専用プロンプトを使い、Geminiに文字起こしと構造化を依頼する
  4. 生成されたテキストをジャーナルに加える

録音した音声をAIに解析させるというプロセスは、最新技術を使いこなす楽しさがあり、非常に刺激的な体験であった。しかし、本来の目的である「入力障壁の解消」という点では、やや見劣りしていた。

劇的進化:iPadという「最後の壁」が崩れた日
そんな中、本日、大きな転換点を迎えた。iPadでもTypelessが問題なく動作することを自ら確認したのだ。
なぜこれまで入力できなかったのかは謎だが、この確認が取れた意味は極めて大きい。状況は一変した。

  • 「4つのステップ」が「1つ」に:録音してAIの解析を待つ必要はない。話したその瞬間に、Macで育てた高精度な専門用語のまま、テキストが生成される。
  • 専門用語の完全同期MaciPadiPhone。どのデバイスを手に取っても、私の「知」が即座に同期され、同じ精度で言葉を拾ってくれる。

この「直結感」こそが、私が求めていた音声入力のひとつの到達点かもしれない。


結び:まずは自分の日常で「試行」を重ねる
そもそも、なぜ私がここまでジャーナル(記録)というものにこだわり、その入力環境を整えようとしているのか。その「真の理由」については、また後日、改めて説明したいと考えている。
私自身、ジャーナルがもたらす影響をすべて経験し尽くしているわけではない。現時点では、その効果や価値を確信を持って報告できるほどの内容には至っていないのが正直なところでる。

今はただ「思考をそのまま、呼吸するように形にする」ための理想の環境を整え、まずはこのTypelessを徹底的に使い倒してみたいと思う。この試行錯誤の先に何が見えるのか。自らの心身で検証を進めていくのが、今から楽しみでならない。

 

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