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KJ法に帰りたい

情報管理

思えばこれまで長い間KJ法を探し続けていたのかもしれない。

KJ法とは発想法の1つ。

文化人類学者の川喜田次郎(頭文字ですね)の発案。

KJ法については本人の複数のご著書も含めこれまで多くの解説が残されている。

だからここでは私の自身の解釈を書き付ける。

KJ法は元々アナログの方法だ。

私はアナログ、アプリどちらも経験がある。

まずは情報をカードに書きつける。

原法では複数人でアイディアや情報を出し合う。

ある程度カードが出たら同じような内容をグル―ピングしてタイトルを付ける。

さらにその複数のタイトルをグルーピングする。

お互いの関係を図解する。

そうやってグルーピングを続ける。

一般化して表現すると親和図法の1つということになる。

しかしそれだけではない。

特にアナログでは自由にお互いのグループに矢印やイラスト、附記がされて結構楽しい。

そしてそれらをまとめて俯瞰して文章化する。

私が何度も使ったKJ法の大きなポイントは、文章化することだ。

あくまで文章を作るまでがこのKJ法だ。

手前の段階の図を作ることが終着点ではないのだ。

以前WindowsXPが全盛の頃、確かにKJ法のアプリ、当時はソフトと呼んでいたが、あった。

名称を忘れたが、非常によく作り込まれていた。

今思えば、多くの文章をこれで書いていったものだ。

私が転職する時に、長文を書く機会が急になくなったせいか忘れ去った。

さらにその後Windowsを辞めマッカー(Mac使い)になっていた。

はっと我に返り、Mac版KJ法アプリを探した。

Mac版KJ法は、なかった。

ならばとWindowsのKJ法アプリを改めて探した。

時は既に遅しで当該アプリ(ソフト)は会社ごと消えていた。

確かにアウトライナーは良い方法である。

実際毎日使っている。

今この文章もアウトライナーで書いている。

しかしアウトライナーを使っている理由はアプリとしてKJ法のアプリ存在しなくなったから。

そして最近全くたまたまではあったが、やはり発想法を探していたときScappleが目に入った。

え?ScappleでKJ法ができる?

ああ、それは以前試したことがある。

KJ法はScappleではできない、というのが当時の私の応えであった。

理由はグルーピングのタイトルが作れないということだ。

グルーピングのタイトルを更に集めて上位のグルーピングをしていくということができない。

だからであろう。

現在使用しているMacbookairM1を購入後、再ダウンロードをしていなかった。

しかし今回は違った。

面白いプログを見つけた。

ScappleとWorkflowy(アウトライナーアプリ)を用いてKJ法を運用しようというもの。

このプログ主様もKJ法を何とか再現したいのであろう。

他のアプリを使うこの発想はなかった。

私が使うDynalistでScappleでKJ法ができるだろうか。

私もそれになぞってみようと思った。

KJ法に帰るために。

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