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【杖道】褒められ慣れていない私、疑惑の3連発

杖道

杖道の打ち込みの稽古中のことでした。

いつものように少し遅れて稽古に合流した私は、すぐに打ち込みの練習から参加しました。

打ち込みというのは、引落打、逆手打、突外打だけをひたすら繰り返す基本の稽古です。太刀を杖で上から擦り落とす……。この技についての詳細は今回は割愛しますが、正直に申し上げると、私はこれが苦手です

先日の稽古でも、上段者の先生に細かく注意を受けながら、何度も何度も繰り返し打ち込んでいました。

そこで、当会で最も高い段位をお持ちのS先生が、私のそばに立ち止まり、こうおっしゃいました。

とても良くなった!

私は一瞬、「え?聞き間違いでは?」と、頭の中でクエスチョンマークが静かに点灯しました。しかし、とりあえずは「ありがとうございます」と恐縮しつつ頭を下げました。

その後、床に座って数分間休憩していると、S先生が再び私のところへ歩いていらっしゃり、二度目の追い打ちをかけてきました。

とても良くなったよ。

再びの褒め言葉に、私の頭の?マークは、今度は少し明るい電球に変わりました。それでもまだ疑念は拭えず、「ありがとうございます」と答えるのが精一杯でした。

そして稽古後、更衣室で着替えていると、S先生が近くにいらっしゃいました。着替えながら、「Dr.おぐりん家さん、家でも練習しているの?」と聞かれました。「週に二回程度ですがやってます。」と答えると、S先生はにこやかに、決定的な三度目の一言をおっしゃったのです。

「いやあ、見違えるほど良くなった。

三度も言われれば、さすがに本当だろう! と、ようやく私の心は降参しました。こうなると、もう嬉しさしかありません。「ありがとうございました!」と、今度は心からの感謝を込めて返答しました。

さて、問題はここからです。

先生は一体、私の「何の」成長を褒めてくださったのでしょうか。

褒められ慣れていない私としては、喜びと同時に戸惑いが隠せません。どの部分が具体的に良かったのかを、聞く勇気が無かったのです。「先生、どこがですか?」と尋ねて、「うん?ああ、前よりバテるのが遅くなったところかな」などと言われたら、どうリアクションすればいいのか……。

ともあれ、内容不明ながらも最高の誉め言葉を糧に、私は今日も杖道を続けるのでした。

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