毎日午前7時にブログ更新

東洋医学

漢方医学

十味剉㪚は読めなかった

十味剉㪚は多分じゅうみささんと読む。たぶん。違ったらご教授して欲しい。最近真面目に日本東洋医学会誌を読み耽ることが多くなった。そこでたままたま十味剉㪚なる方剤を見当てた。線維筋痛症に有効だったという。あれ?どう読むんだろう。前見たような気が...
漢方医学

当帰湯を見直す

当帰湯の配薬は当帰、半夏、桂皮、厚朴、芍薬、人参、黄耆、山椒、甘草、乾姜である。大建中湯のような雰囲気があり、腹痛と腹部膨満感をともなう前提のような印象がある。実際、適応はツムラの手帳を開くと膨満感が伴っているようだ。武骨な配薬だ。経方っぽ...
東洋医学

fu-dao(フーダオ)でのひととき

先日久しぶりに台湾料理喫茶店「フーダオ」に行った。今日は初めて鉄観音を頂いた。ビターな味わいで甘いモノとよく合う。更に初めて窓際の二人がけのテーブルに座った。少し読書していた。心地よい暖かさを背中に受けて少しうたた寝してしまっていた。↓ここ...
刺絡療法

鎮痛を伝統医学で探求する

中医臨床のバックナンバー2024年9月号を読んでいたら面白い記事にひかれた。「五行理論の整形外科疾患(小阪医院 曺 桂植)」である(中医臨床2024年9月号p58-)である。以下はあくまで私が知識として活用するための、私なりの解釈である。著...
漢方医学

【漢方外来】最近動悸の方が多い

院長が循環器専門医ということもあり、最近動悸症状の紹介の方が多くなってきた。そこで、動悸症状に対する方意を整理したい。経方医学では動悸は3つのパターンがある。1)胃気の心への過剰な上昇2)腎気の心への上衝3)脈の不整時に感じるものの3種があ...
刺絡療法

採血して先端恐怖症であったことを思い出した

今日、年に一度の検診の採血をした。久しぶりにゾクゾクした。私は尖ったものがとても怖い。それを思い出したからだ。先端恐怖症とは何か。たとえば鉛筆が立っていると思わず倒したくなる。目に刺さるイメージが拭えないのだ。そんな私がどうやって鍼灸を身に...
漢方医学

蕁麻疹になって囚われた欲望

実は先週から突然蕁麻疹に罹患した。そして、サウナに入りたい欲望に駆られている。原因はともかく、蕁麻疹の症状はやたら痒い。まるで、内側から表面の皮膚にかゆみが出る針をチクチクと刺されるようだ。抗アレルギーを飲んでいれば一定収まる。それでも、つ...
漢方医学

大黄と附子〜蕉窓雑話では

対訳蕉窓雑話では大黄と附子についての関係を附子瀉心湯を例に挙げて解説している(対訳蕉窓雑話 福岡・蕉窓雑話を読む会 たにぐち書店p124)。瀉心湯類は心下は柔らかい。大黄と附子を使う方剤における腹証について本書では、「背中の方にがっちりとつ...
漢方医学

舌診の解釈@蕉窓雑話

蕉窓雑話を読み進めるうちに舌診についての記述があった。舌診で得られる限界は世間で思われているより少ない。というか他の診察と組み合わせると舌の所見が矛盾することが結構あったりする。だから、胃熱で舌苔が剥がれた状態は別として、ほとんど密かに参考...
漢方医学

和田東郭は経方医なのか

私の記憶が正しければ、和田東郭は折衷派。古方も後世派の真ん中という、わかったようでわからない認識でいた。蕉窓雑話を読み進めるうちに、何ともうれしさがこみ上げてくる文章にあたった。(前略)できるだけ古方中から探し、どうしても古方では治療できな...