刺絡療法 井穴刺絡方針と交感神経・副交感神経について 先日、日本刺絡学会学術大会で刺絡について30分程度お話させて頂いた。そこで、井穴選穴の判断材料として症状の性質が交感神経亢進、副交感神経亢進か否かで判断する方針を紹介した。その理論的背景(『21世紀の医学: 井穴刺絡学・頭部刺絡学論文集 近... 2024.10.03 刺絡療法東洋医学
刺絡療法 日本刺絡学会学術大会2024年に出席 学会を通じて、また学会前日、当日懇親会、二次会を通じて得るところが多かった。そして何よりの収穫はこれ↓。 変わったチョコではない。お灸の一種、竹の輪灸である。これをプレゼントされた。感謝感激である。 2024.10.01 刺絡療法
漢方医学 刺絡をマクロでとらえる 刺絡はやはり瀉する技術。私は長い間やっていない毫鍼は、補寫どちらもすることができる。当時私自身の腕でもその技術を、一部ではあるが患者さんに活用させて頂いていた。瀉するとは何か。まさか、元気一杯なのを元気を少なくするのか?勿論そんなことはない... 2024.09.22 東洋医学漢方医学
漢方医学 酸棗仁首の皮一枚で繋がるかも 今日残りの酸棗仁40gを全て使い果たした。もうしばらく酸棗仁を処方することができない。他の薬局に問い合わせいたところ、ツムラで生薬の酸棗仁を提供しているとのこと。早速懇意にしている薬局に情報提供。その薬局はすぐにツムラに問い合わせしてくれた... 2024.09.21 東洋医学漢方医学
漢方医学 酸棗仁残り40gの命 酸棗仁があと、40gで処方できなくなる。市内で生薬を保険処方せんを受けて頂いている薬局からの情報。酸棗仁は胆気虚あるいは肝気虚で使用する、貴重な生薬である。私は1日多いときで24g、普段は10g処方する。となるとあと、4日分しか処方出来ない... 2024.09.20 東洋医学漢方医学
漢方医学 竜胆瀉肝湯を経方医学で読む 竜胆瀉肝湯は以前から馴染みが深い。なんか名前がかっこいいから。しかし正直方意が良く分かっていなかった。よって、病名漢方、つまり症状に対しての縮尿に少し使う程度であった。そんなわけでちゃんと見直そうと考えた。古典に生きるエキス漢方方剤学(小山... 2024.09.07 東洋医学漢方医学
刺絡療法 井穴刺絡の矛盾を経方解決する症例となるか 治療の進展と新たな問題非常に愁訴が多く、症状があっちこっちに飛ぶ患者さんを以前紹介しました。ようやく治療法が固まってきたと思ったところで、少し問題が発生しました。症状は、敏感すぎる嗅覚と胡椒味の唾液です。症状の分離と初期治療当初、この2つの... 2024.08.27 刺絡療法漢方医学
刺絡療法 左F1(隠白)の喧噪 以前アップした患者さん。味覚異常を治す目的でF1(隠白)の刺絡をした。正確には味覚異常ではないかもしれない。味覚異常の定義は違う味がしたり、全くしなかったりする。何かを食べて起こる病態を示す。この方は何も食べて無くても胡椒の味がするのだ。隠... 2024.08.24 刺絡療法東洋医学