mTORが異化(抑制)同化(亢進)(SWITCH(スイッチ)オートファジーで手に入れる究極の健康長寿 ジェームズ・W・クレメント ら(著)Kindle版p31)の比率はどの程度が理想だろうか。言葉を変えると、断食時間、比断食時間の比率ということになる。
改めて言うといくら抑制することで寿命延長経路(LIFE SCIENCE(ライフサイエンス) 長生きせざるをえない時代の生命科学講義 吉森保著 Kindle版p253)を延ばすことができるとしてもmTOR抑制一辺倒、つまり一生断食していることが良いわけではないし、そもそもできない。やたら断食が多いのも大いに問題である。だいたい成長もない。食べなきゃそのうち餓死だ。断食と飢餓とは違う。
但しヒトの本質としてmTORは亢進しやすい。現代社会では手を伸ばせば食べ物がある状態。食べ物を見たら満腹でなければ取りあえず食べておきたくなる。これは飢餓を生き抜いた祖先から受け継いだ資質だ。
問題はこのmTOR亢進一辺倒、つまり食べまくりというのが良くないということなのだ。何が良くないか。繰り返すと寿命延長経路(LIFE SCIENCE(ライフサイエンス) 長生きせざるをえない時代の生命科学講義 吉森保著 Kindle版p253)から外れるという意味で、良くないということだ。
分かる範囲で結論から言うとmTORは抑制、亢進の推奨の比率は2:1という(SWITCH(スイッチ)オートファジーで手に入れる究極の健康長寿 ジェームズ・W・クレメント ら(著)Kindle版p223)。勿論抑制期間の方が多く設定する。但しこの比率については著者は引用文献は明示していない。それに月間で比率を表している。だから私としても根拠は薄いと承知している。ああそういえば16時間断食も1:2だなと勝手に連想してしまう。
そういえば自分の場合をカウントしてみよう。
断食日は一週間のルーチンで、24時間×7日=168時間。その中で断食は108時間。ギリからやや下回るな。
今後の課題としてアンテナを張っておこう。
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