去年から待ちかねていたiPad mini。
そしてもっと以前から持て余していたiPad Pro12.9(2018)。
だから、Proを下取りして、miniの購入資金にしようとずっと構えていた。
いやそれどころかminiがなかなか販売されない。もはや定期的な充電とアプリやOSのアッデートしかしなくなったProを早めに売ろうかとも逡巡したことも何度かあった。
しかしその度、なかなかモノを捨てられないそもそもの私の性癖に、iPad Proは守られいた。
いよいよ令和6年5月7日にAppleのお告げ日(製品発表日)が来るとの情報が世界を駆け巡った。私は信者として恥ずかしくないほどのお布施をする準備をした。
そんなとき、たまたま尊敬する信者の方のYouTubeが目に入った。二年前のアップロードの日付を横目にタイトルに目をやると「Flexcil」とあった。
そう言えばそんなアプリもあった。今も使えるかなと自分のiPad Proを久しぶり開けた。既にバージョン2になり、無事に無料アップデートしていたことを思い出した。昔の私に感謝だ。
多くのFlexcil紹介記事で言及しているように、学習の一環として文章や図表をノートに抜き出すと言うのも確かに有用かもしれない。ただ私の場合、やはりZettelkastenならではの永久保存版メモを作ることを意識したい。つまり、情報を一旦自分なりにかつ簡潔な表現に作り直す。それをエバーグリーンノート、つまり改訂していく。
言うは易しい。実は文書を作成する時、その引用元を探すのに非常に苦労する。
しかし、Zettelkastenのシステムは引用元を併記することになっているのだけど、これを意識するといつもどうも思考がチグハグになる。
それは何故か。
2つのことつまり、まとめの文章と引用元の併記のこと。これを同時にすると、どうもいけない。この発想部分は部分はここで良いのかなと、メモを改訂するたびに意識してしまう。意識すると自由な文章の作成や改訂にブレーキがかかってしまうのだ。それが幾つも引用した部分から1つとなる文章を作成する場合ならさらにややこしさは倍増する。
その引用を最も楽にこなせるのが、このFlexcilだ。思考を中断することなく、枠を書いて引っ張ってくるだけ。こんな使い方をしている者がいても良いだろう。
令和6年5月7日Appleの商品発表でiPadmini7がなかったのは、ある意味良かった。全て魅力的な製品だ。でも今買い換える必要は私にはない。
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