注意:妄想だから鵜呑みにしないで下さい。
栄養摂取が足りているかどうかを判断する酵素mTOR (mechanistic target of rapamycin)がある。読み方はえむとあ、あるいはえむとーらしい。私は「えむとあ」と詠んでいる。
この酵素はシビアで、栄養摂取不足かどうかを判断ししかるべき代謝経路を促す。具体的には栄養が豊富であることを判断するとLDLを上昇させる(1)。
ではこの、mTOR活性を高める原因は何か。困ったことにインシュリン高い分泌状態も高まる。しかしこの部分は糖質制限食をしているため、回避可能だ。
では、糖質制限食をしてインシュリンが一定低い状態であるのに関わらず、何故LDLを上昇させるのか。
その理由は栄養摂取状態がよいことでも亢進するのだ。つまり炭水化物、蛋白質も食餌性コレステロールを摂取すると、つまりどの栄養素でも亢進するのだ。だから糖質制限食でインシュリンが低い場合もmTORは容赦ないのだ。
引用
(1) コレステロールはトランスポーターを介して mTORC1 活性を調節する 木村 徹 杏林大学医学部 ファルマシア / 53 巻 (2017) 12 号 p2017
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