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背部を皮膚刺絡する意義

刺絡療法

 私は刺絡療法をする時、仕上げに背部の実、つまり内側から張り出している部分を狙い、触れて一定抵抗がある箇所に針をしている。それは頭部の血流の還流路を確保することが肝要であることを刺絡への道や刺絡学会で学んだからだ。

しかし実際には張り出しているところ以外、つまりぺこんと凹んでいる部分についてにも刺絡している。そこは虚なのだけど、そこに血流が、気が集まるように打っている。刺絡学会中このような話を「刺絡への道」の著者に話した。

話しているうちに、表現は色々ある。血流を引き込む、あるいは整流するなど。しかし本質的には、刺絡をすることは血流(そして気の流れも)を整えて行くのだということを教えて頂いた。

学会というのはいいものだなぁ。こんな話ができるなんて。

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