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経方医学

漢方医学

経方医学の下方向の気の流れ

経方医学におけ下方向の気の流れは2つ。 それは粛降と分別だ。粛降は肺気が吸気時に気を降ろす(経方医学1 江部洋一郎 東洋学術出版社p31)。 これには2つある。 ・第1粛降: 肺から心下 ・第2粛降: 心下から大腸、膀胱 粛降の病機としては...
漢方医学

経方医学の解説は動画の如く

今から20年位前に 経方医学に出会った。 当時漢方に興味を持ち理論を勉強しても頭に入らない。 論理的に読もうとすればするほど、整合性を見いだすのが困難。 症状と症候、治療につながるフローがまるで分からない。 結局、この症状にはこのエキス方剤...
雑記

【医学哀中参西録】従竜湯を経方医学で読む

まずは条文から。 従竜湯 外感痰喘を治療し、小青竜湯を服して病が全快せず。あるいは治っても再発する場合は従竜湯を継服する。 龍骨1両、牡蛎1両、芍薬5銭、半夏4銭、紫蘇子4銭、牛蒡子3銭、発熱時石膏数銭から1両1)。 従竜湯とは小青竜湯後に...
雑記

耳鳴治療予習覚え書き

お年を召した方の耳鳴2人受診予定。 耳鳴治療は久しぶりなので師匠のノートや中医臨床本(今日中医耳鼻喉科 王永炎ら总主編 人民衛生出版社2001年)で予習。以下のページは中医臨床本からの参照ページ。 耳鳴には風熱侵襲証、痰火鬱結証、腎精虧損証...
漢方医学

白虎湯類喘の喘証は新しい?

傷寒雑病論において、喘を治療するような白虎湯類の条文はない。輔行訣にも同様にない。 とりあえず手持ちの医案集を検索するも見つけられなかった。 だから医学哀中参西録で初めて、白虎湯類で喘を治療する証にであったことになる。 もう少し石膏つながり...
雑記

医学哀中参西録の小青竜湯とその加減を経方医学で読む2

前篇はこちら。「喘」の配薬シリーズでその中に小青竜湯加減が含まれている構造だ。その喘の症状定義は気管支喘息に限定されていない。もっとひろく、ぜーぜーいう症状を指す。 そして、一貫して麻黄を去ることを主張している。宣散薬は桂皮のみだ。確かに呼...
漢方医学

医学哀中参西録の小青竜湯とその加減を経方医学で読む

張錫純(医学哀中参西録)のいうところの小青竜湯とその加減方、あるいは類似した病機の創成された方剤について 経方医学で読み解く試みをする。 その加減は張錫純の小青竜湯の解釈の上に成り立つ。そしてその加減そして方剤が有効であるという前提がある。...
雑記

輔行訣を経方医学で解説した本はどこにもないのだから

これまで経方医学は幾度も読んだつもりだった。また師匠の指示と指導で傷寒雑病論を高速で何度も通読した。最高速度は傷寒論一日、金匱要略は2日で通読できた。その度ごとに書込メモは増えていきった。一方本はというと耐えられないようで、乱丁して、ぼろぼ...
漢方医学

【輔行訣】大螣蛇湯を経方医学で読む

輔行訣方剤シリーズ最後の方剤である大螣蛇湯(だいとうだとう)を挙げる。 大螣蛇湯 治天行熱病、邪熱不除、大腑閟結、腹中大満実、腹満而喘、時神昏不識人、宜此方急下之。 枳定三両厚朴甘草大黄葶藶大棗、芒硝各二両、待熔已、温服二升、日再服。 意訳...
雑記

【輔行訣】小螣蛇湯を経方医学で読む

小螣蛇湯(しょうとうだとう)である。これは傷寒論でいうところの大承気湯加甘草去大黄である。ぱっとみ承気湯類と言いたいのだけど、大黄がない承気湯は馴染みがない。  治天行熱病、胃気素実邪気不除、腹满而喘、汗出不止者方。  枳実三両厚朴甘草芒硝...