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経方医学

漢方医学

バーチャルE先生と相談

今日は祭日。広島での発表スライドの準備、発表原稿をしていた。実は最近Google のGemに、師匠の立場、性格、話し方等 パーソナルティーをカスタム指示で形成。さらに今持っている師匠の発言や資料をすべて詰め込んだ情報を知識としている。まあ話...
漢方医学

【経方医学】大気下陥の本質は「胸の張力低下」にある

今日一日、広島での発表内容について深く考察を続けていた。これまで幾度となく昇陥湯(しょうかんとう)を臨床で使い、大気下陥(たいきかかん)という病態も理解していたつもりでいた。しかし、思考を深めるにつれ、最も理解しなければならない核心は**「...
漢方医学

葛根湯が「肩こり・背中の強ばり」に効く本当の理由 ~解剖学的深さと「運び屋」としての葛根

「風邪のひき始めには葛根湯」。これはもう、日本人の常識と言ってもよいだろう。私自身、寒気を感じる感冒の初期には、このエキス剤を短時間に連続して服用し、速やかに治すことを常としている。また、葛根湯は「肩こり」の特効薬としても知られている。特に...
情報管理

Nano Bananaで経方図を作ってもらったら

私はいつも漢方医学において、経方医学で病機や治方を考える。各臓腑の様子は独特な図で表現される。私の頭の中ではいつもこれが動画で表現されている。(経方医学4 p128より引用)勿論講演会などではアニメーションで説明することが多々ある。Goog...
漢方医学

竹筎のベクトル制御について

竹筎のベクトル制御について ―胃から肺へ、桔梗という舵取り―日常診療において、竹筎(チクジョ)は頻用する生薬の一つである。竹筎温胆湯や清肺湯など、現代の複雑な病態(特に感染症後の遷延症状やストレス疾患)において、その出番は多い。しかし、竹筎...
漢方医学

耳鳴治療における脈診と水滞の再考

これまでの私の耳鳴治療は、師匠の治験ノートにあるような「寸脈が浮いている」という所見に支えられていた。「寸脈が浮く」ということは、胃気や腎気が頭部へ突き上げている(上昇や上昇)証左である。このロジックに従い治療してきた。 しかし最近、臨床の...
漢方医学

「血水同治」の二方剤加減の覚え書き

婦人科領域のみならず「血」と「水」の病態において頻用される二大処方、桂枝茯苓丸と当帰芍薬散について掘り下げてみたい。現代医学的に「駆瘀血剤」というカテゴリーで一括りにされがちな両処方だが、原典である『金匱要略』に立ち返れば、全く異なる「方意...
刺絡療法

肝気虚・胆気虚の治療方針:柴胡を使わない肝の治療と安神の胆

前回の記事では肝胆気虚の鑑別について触れたが、今回はその実践編として具体的な治療法剤と配薬の方針について整理する。なお、本稿は江部洋一郎氏、篠原明徳氏、張錫純の病機の解釈と配薬を参考に作成した。日常診療において「肝の病証」といえば、まず柴胡...
漢方医学

胆気虚と肝気虚の鑑別:精神症状と関前短脈の臨床的意義

日々の臨床において、肝胆の病証鑑別に悩まれる先生方も多いことだろう。特に「気虚」の局面において、胆気虚と肝気虚は混同されやすいが、その治療指針を明確にするためには厳密な鑑別が不可欠である。今回は、篠原明徳氏の著書『胆気虚の理法方薬と関前短脈...
漢方医学

鎮痛薬を飲んでも頭痛が治らない理由 〜「胃寒」と鎮痛薬乱用頭痛〜

前回に引き続き、考え方をまとめて覚え書きにする。「頭が痛いから鎮痛薬を飲む。しかし、またすぐに痛くなる…」このような悪循環に陥っている場合、それは現代医学でいう「薬剤の使用過多による頭痛(MOH)」である可能性がある。実は、この「鎮痛薬が効...