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漢方

雑記

専門医の言葉の魔力

80歳代の女性。 内科外来(この日のDr.おぐりん家)では慢性疾患の定期処方をしていた。 愁訴がやや多目の方であった。 その度事に漢方エキス剤でではあるが、症状を抑えてきた。 今回頻尿症状と浮腫みが強くなったとのことで検査希望。 頻尿につい...
漢方医学

病名漢方で効いた呉茱萸湯症例から学んだこと

以前報告したに、吐き気症状が愁訴の方。 この条文の吐き気について大切なのは普段食べている時に大丈夫で食べた時に吐き気があるという部分(経方医学6 江部洋一郎 東洋医学出版社p658)。 有効であったので胃寒、あるいは寒飲が存在したことは確か...
雑記

漢方これはムリと思った瞬間

詳細は例によってぼかして書きます。 70歳代。愁訴がやたら多い方。 滋陰方に黄耆をかませて展開しようとした。 患者さん(か)「私薬合うか不安です。」 Dr.おぐりん家(ど)「分かりました。なら一週間で来て下さい。」 か「それは、一回飲むとい...
刺絡療法

刺絡と漢方夫々の強みで効果を高めあう

刺絡はとてもよく効く。すぐに効く。 しかしよく効く代わりと言って良いのか翌日には効き目が無くなるという話は珍しくない。 だからと言って良いか、刺絡を実践する有能な方の話では、刺絡開始時は毎日患者さんに来てもらう、ということをおっしゃっていた...
漢方医学

地域の特性を生かし漢方をよりよく効かす

地域ごとの漢方処方:東北地方の特性 症状や症候、治療法が明確であっても、それだけでは治療が必ずしも成功するわけではありません。地域ごとに特有の要因が影響を及ぼすことがあります。例えば、同じ東北地方でも秋田県と岩手県では冬の湿度が異なります。...
雑記

耳鳴治療予習覚え書き

お年を召した方の耳鳴2人受診予定。 耳鳴治療は久しぶりなので師匠のノートや中医臨床本(今日中医耳鼻喉科 王永炎ら总主編 人民衛生出版社2001年)で予習。以下のページは中医臨床本からの参照ページ。 耳鳴には風熱侵襲証、痰火鬱結証、腎精虧損証...
漢方医学

医学哀中参西録の小青竜湯とその加減を経方医学で読む

張錫純(医学哀中参西録)のいうところの小青竜湯とその加減方、あるいは類似した病機の創成された方剤について 経方医学で読み解く試みをする。 その加減は張錫純の小青竜湯の解釈の上に成り立つ。そしてその加減そして方剤が有効であるという前提がある。...
雑記

【輔行訣】小螣蛇湯を経方医学で読む

小螣蛇湯(しょうとうだとう)である。これは傷寒論でいうところの大承気湯加甘草去大黄である。ぱっとみ承気湯類と言いたいのだけど、大黄がない承気湯は馴染みがない。  治天行熱病、胃気素実邪気不除、腹满而喘、汗出不止者方。  枳実三両厚朴甘草芒硝...
漢方医学

【医学哀中参西録】加味桂枝代粥湯を経方医学で読む

加味桂枝湯代粥湯は粥を使わない、生薬の配薬だけで発汗を伴う桂枝湯証を治す方剤である。条文を挙げる。 加味桂枝代粥湯 治傷寒有汗 桂枝尖三銭 生抗芍三銭 甘草銭半 生姜三銭 大棗三枚掰开 生黄耆三銭 知母三銭 防風二銭 前溻茶盅、湯服䨱被令一...
漢方医学

輔行訣シリーズ卒業まぢか

思いつきで始めた輔行訣の方剤を経方医学で解釈してくシリーズ。 全く自分のためにしている。 自分の、漢方処方のためだ。 私は一環して経方医学で配薬を学ぶことにしている。 そうすることで経方医学で加減ができる。 得意なことに引き込む、いやひっか...