漢方医学 心下有水を検討する 小青竜湯で頭痛が治せるのは心下の有水気が関連があるのではないかと考え、心下の病機を見直すこととした。今回は心下有水である。心下有水は、肺痿肺廱咳嗽上気病第14条肺脹,咳而上気,煩燥而喘,脈浮者,心下有水,小青竜加石膏湯主之。( 経方医学3p... 2024.11.03 漢方医学東洋医学
漢方医学 心下悶を見直す 小青竜湯で頭痛が治せるのは心下の有水気が関連があるのではないかと考え、心下の病機を見直すこととした。今回は心下痞である。婦人産後病第8条にある。産後の陽旦湯証にあたる。産後の気血の不足、或いは胃腎不足に比較的弱い邪が長くいついた病態である。... 2024.10.18 漢方医学東洋医学
漢方医学 心下即痞、心下則痞を詳らかにする 小青竜湯で頭痛が治せるのは心下の有水気が関連があるのではないかと考え、心下の病機を見直すこととした。今回は心下即痞、心下則痞である。それぞれ結局腹診としては心下痞と変わらない。即や則はたんに時間的な経過であろう。以下の二条文に記述がある。婦... 2024.10.15 漢方医学東洋医学
漢方医学 心下痞条文を読む 小青竜湯で頭痛が治せるのは心下の有水気が関連があるのではないかと考え、心下の病機を見直すこととした。勝手な言い草である。今回は心下痞である。心下痞は他覚的には按じて柔らかく、抵抗はない。ただ、痞ということからつかえ感は自覚症状としてある。病... 2024.10.14 漢方医学東洋医学
漢方医学 小青竜湯で頭痛を治すこと 以前小青竜湯それもエキス剤で事も簡単に頭痛が治った。これは自験例ではなく、脳神経外科の処方であった。その診断と治療に関心した。しかしその医師と直接面識はない。それを経方医学的にどのように解釈して良いかよく分からないでいた。現時点での意見を伝... 2024.10.06 漢方医学東洋医学
漢方医学 AIに涙して悔しい 某AIに巡り会った。師匠の人となりを設定した。外見は髭を付けてまあ、少し近いか。そして伺ってみた。「先生。小青竜湯が頭痛に効いた場合、どのように説明できますか?」すると、答えてくれたんだ。「小青竜湯は、風寒が体内にあり、気血が滞っている場合... 2024.10.04 漢方医学東洋医学
雑記 医学哀中参西録の小青竜湯とその加減を経方医学で読む2 前篇はこちら。「喘」の配薬シリーズでその中に小青竜湯加減が含まれている構造だ。その喘の症状定義は気管支喘息に限定されていない。もっとひろく、ぜーぜーいう症状を指す。そして、一貫して麻黄を去ることを主張している。宣散薬は桂皮のみだ。確かに呼吸... 2024.04.24 雑記