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患者さんは足の火照りと足趾の痺れ。
漢方3日間程度服用でやや症状の改善はある。第一趾の症状は改善傾向だという。
今日は刺絡をしに来院。
一般的に痺れの刺絡はH5F5でスタートする。
副交感神経亢進抑制だ。
この方の刺絡初診でもそのようにした。
施術後、小趾の痺れが残存するという。
そっと、右F3つまり腎経の刺絡を10滴程度刺絡してみた。実はこれは交感神経亢進の抑制。つまり先のH5F5の効果がキャンセルされる可能性がある。
しかし、実際は痺れがとれたばかりか、動きも良い感じだという。
両側F3を60滴ほどしぼった。
症状消失に至った。
理論と実際は融通をつけることだ。
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