70歳代男性。倦怠感が愁訴であったが実際は腰痛が最もひどい。そこで、前回腰痛の治療をしたところ効果があった。
落下した後の打撲した右肩が動かないという。
確かに疼痛のため可動域が狭いようだ。
座らせ、右肩を動かし痛みの領域を確かめた。
右三焦経と小腸経が関連した領域であることが分かった。
そこで、右のH5、H4を90滴程度刺絡した。
症状は改善。
実は腰痛治療のためH6F4を打っていた。
つまり、交感神経亢進治療をしていたのだ。
次回は、H5F5で副交感神経亢進治療をして、右H5H4の刺絡をしようと計画した。
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