2009年にEvernoteユーザーになった理由。
それは師匠から頂いたノートを活用したい一心であった。
結構な量で最終的には1100症例を超える。
ぶっといホチキスで年代別に綴じられた、症例の束。
一見するとその量に圧倒される。
多くの同僚はそれをそのまま受け取っていた。
読んでいたのかは分からない。
当時の私はそのぶっといホチキスを外し、症例別に当時発売されたばかりのScanSnapでスキャン。
一つ一つの症例のキーワードを付けて、後日検索可能な状態にした。
これが非常に役だった。
外来でも検索するとさっと該当の症例がリストされる。
当時のEvernoteの動作は軽快だった。
昨日、Geminiが師匠の筆字を結構OCRできると分かった。
今度は未整理の師匠のPDFをNotebookLMに入れてみた。
つまり症例の束ということになる。
以下のような症例で全部で50ページほどのPDFファイルである。
ソースとして食わせた。
そこで試しに、眩暈を検索してみた。
すると、なんということでしょう。
ちゃんと複数リストされた。もっと細かい指定も出来そうだ。
で、①や②といったぽっちをクリックすると引用元がちゃんと出現するのだ。
これは凄すぎる。
NotebookLMに全ての師匠のファイルを入れて、検索出来る体勢を作ろう。
次の次元に行けそうだ。
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