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東洋医学

漢方医学

刺絡をマクロでとらえる

刺絡はやはり瀉する技術。私は長い間やっていない毫鍼は、補寫どちらもすることができる。当時私自身の腕でもその技術を、一部ではあるが患者さんに活用させて頂いていた。瀉するとは何か。まさか、元気一杯なのを元気を少なくするのか?勿論そんなことはない...
漢方医学

酸棗仁首の皮一枚で繋がるかも

今日残りの酸棗仁40gを全て使い果たした。もうしばらく酸棗仁を処方することができない。他の薬局に問い合わせいたところ、ツムラで生薬の酸棗仁を提供しているとのこと。早速懇意にしている薬局に情報提供。その薬局はすぐにツムラに問い合わせしてくれた...
漢方医学

酸棗仁残り40gの命

酸棗仁があと、40gで処方できなくなる。市内で生薬を保険処方せんを受けて頂いている薬局からの情報。酸棗仁は胆気虚あるいは肝気虚で使用する、貴重な生薬である。私は1日多いときで24g、普段は10g処方する。となるとあと、4日分しか処方出来ない...
漢方医学

経方医学による竜胆瀉肝湯の病機と治方

経方医学により竜胆瀉肝湯の病機と治方をパワポで作ってみました。ご参考までに。加味方がどんどん思いつく良方ですね。
漢方医学

竜胆瀉肝湯を経方医学で読む

竜胆瀉肝湯は以前から馴染みが深い。なんか名前がかっこいいから。しかし正直方意が良く分かっていなかった。よって、病名漢方、つまり症状に対しての縮尿に少し使う程度であった。そんなわけでちゃんと見直そうと考えた。古典に生きるエキス漢方方剤学(小山...
刺絡療法

井穴刺絡の矛盾を経方解決する症例となるか

治療の進展と新たな問題非常に愁訴が多く、症状があっちこっちに飛ぶ患者さんを以前紹介しました。ようやく治療法が固まってきたと思ったところで、少し問題が発生しました。症状は、敏感すぎる嗅覚と胡椒味の唾液です。症状の分離と初期治療当初、この2つの...
刺絡療法

左F1(隠白)の喧噪

以前アップした患者さん。味覚異常を治す目的でF1(隠白)の刺絡をした。正確には味覚異常ではないかもしれない。味覚異常の定義は違う味がしたり、全くしなかったりする。何かを食べて起こる病態を示す。この方は何も食べて無くても胡椒の味がするのだ。隠...
漢方医学

JAK阻害剤は専門医しか使わないのか

私の漢方治療の敗北。患者さん優先。
刺絡療法

匂いが強く感じ辛い味唾液が出る

患者さんの特定を避けるため背景をぼかして記述します。50歳代の方。匂いが強く感じてしまうという方が受診した。武漢熱後嗅覚が落ちるとは聞いたことがあるが、強くなるってことはあるだろうか。なんてことを考えているとさらに次の症状をおっしゃってきた...
漢方医学

慢性動脈閉塞症の刺絡知見

元々慢性動脈閉塞症(ASO)を治療中の方であった。下肢の冷え、痺れ、痛みが強い。最近症状が増悪したとのことで脈波(血流のスクリーニング)をみたところ確かに以前より悪い。そこで総合病院の血管外科に紹介した。これまでの薬物療法では症状が増悪した...