同時読みをしてみた。
「同時読み」とは同じ書籍で、Audibleで聴き、Kindleで読んだ、ということだ。
タイトルは『常識の1ミリ先を考える。: あなたの着眼点を変える15講 長倉顕太著 横浜タイガ出版)』だ。
勿論この方法は既に実践されている方もいらっしゃるだろう。
しかし現時点で適切な用語がわからないので、ここでは「同時読み」とさせてもらう。
普段Audibleはビジネス本は1.5倍速。小説は1.2から1.5倍速で聴いていた。1倍速は、ない。倍速の数値は特に誰かの助言ではなく私個人の心地よさで調節している。調節した結果がこの数値ということになる。
一方私の場合、Kindle、あるいは本を読むスピードは速い方ではない。世にある速読術のほぼ全てを挫折した私は、今は自分勝手に読んでいる。
この条件で同時読みを開始した。
まず、Audibleのスピードを3倍まで上げた。文字を目でなぞるスピードがのろま過ぎて耐えられなくなったからだった。なら3倍速で耐えられたかと言うとそうでもない。マシになった程度だ。
マシになった感じで読み進め、アンダーラインをいくつか引いた。
結果Audible目線で見たらあっという間に読み終えた(聴き終えた?)。勿論内容もちゃんと頭に入った。
一方Kindle目線で言えば読むテンポを落とさず読了したことになった。それもアンダーラインしながらである。
これらのことから私の場合Kindleを読むとき万が一そのコンテンツがAudibleが手元にあれば「同時読み」する方が早く読了し内容も頭に入りやすい、ということになる。
ちなみにこの本の内容は素晴らしかった。
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