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肝気虚

刺絡療法

肝気虚・胆気虚の治療方針:柴胡を使わない肝の治療と安神の胆

前回の記事では肝胆気虚の鑑別について触れたが、今回はその実践編として具体的な治療法剤と配薬の方針について整理する。なお、本稿は江部洋一郎氏、篠原明徳氏、張錫純の病機の解釈と配薬を参考に作成した。日常診療において「肝の病証」といえば、まず柴胡...
漢方医学

胆気虚と肝気虚の鑑別:精神症状と関前短脈の臨床的意義

日々の臨床において、肝胆の病証鑑別に悩まれる先生方も多いことだろう。特に「気虚」の局面において、胆気虚と肝気虚は混同されやすいが、その治療指針を明確にするためには厳密な鑑別が不可欠である。今回は、篠原明徳氏の著書『胆気虚の理法方薬と関前短脈...
漢方医学

経方医学の柴胡剤と膈と肝気虚

経方医学から入った私は柴胡剤というとともかく膈を連想してしまう。実際経方医学4p116から「柴胡湯類」で小柴胡湯の解説冒頭から、「小柴胡湯を理解するためには、膈についての認識が不可欠である」(同p119)と来る。膈は三層構造であり、上膈、中...
刺絡療法

刺絡の漢方併用の1つの切り口

これまで刺絡は漢方のどの治療部分に当たるのだろう、どこと併用するといいのだろうといつも考えていた。また、ピースが1つ埋まったという話。今日漢方内科に受診された患者さん。整形外科医に対して筋肉が過緊張でいつも張っていると説明されたという。ああ...