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2025-12

雑記

【取締レーダー探知機】運転の緊張がまた少し下がった

昨日、ようやくプリウスに取締レーダー探知機を取り付けた。前の車のMAZDA3は結局探知機つけなかった。つけなかったら、ずっと運転に一定の緊張を保つことになった。プリウスも今春頃購入してから、探知機の購入を後回しにしていた。あくまで、安全運転...
情報管理

GoogleDrive内にZettelkasten構築中

先週、ようやくOneDriveからGoogleDriveへのデータ引き継ぎが終わった。同期エラーメッセージが消えたのだった。病院勤務も終わり、Macと睨めっこ。Geminiと相談しながら、GoogleDriveでのZettelkastenの...
漢方医学

「内臓がおかしくなる」—今年最後の漢方外来に残された謎と予感

今年最後の漢方外来に、何とも不思議な症例が舞い込んだ。 患者は20歳代の女性。主訴は高血圧なのだが、その背景にある訴えが奇妙である。彼女曰く、「降圧薬を飲むと内臓がおかしくなる」のだという。詳しく問診を行えば、過去にARBやCa拮抗薬といっ...
雑記

令和7年仕事納め

今年も色々ありました。それでも無事に終わりました。今年はいい年だったなぁ。来年も楽しみだ。
刺絡療法

肝気虚・胆気虚の治療方針:柴胡を使わない肝の治療と安神の胆

前回の記事では肝胆気虚の鑑別について触れたが、今回はその実践編として具体的な治療法剤と配薬の方針について整理する。なお、本稿は江部洋一郎氏、篠原明徳氏、張錫純の病機の解釈と配薬を参考に作成した。日常診療において「肝の病証」といえば、まず柴胡...
漢方医学

胆気虚と肝気虚の鑑別:精神症状と関前短脈の臨床的意義

日々の臨床において、肝胆の病証鑑別に悩まれる先生方も多いことだろう。特に「気虚」の局面において、胆気虚と肝気虚は混同されやすいが、その治療指針を明確にするためには厳密な鑑別が不可欠である。今回は、篠原明徳氏の著書『胆気虚の理法方薬と関前短脈...
漢方医学

鎮痛薬を飲んでも頭痛が治らない理由 〜「胃寒」と鎮痛薬乱用頭痛〜

前回に引き続き、考え方をまとめて覚え書きにする。「頭が痛いから鎮痛薬を飲む。しかし、またすぐに痛くなる…」このような悪循環に陥っている場合、それは現代医学でいう「薬剤の使用過多による頭痛(MOH)」である可能性がある。実は、この「鎮痛薬が効...
漢方医学

鎮痛薬が招く「胃寒」の頭痛—私の慢心を打ち砕いた一症例

近畿で漢方を学び始めた当時、私は漢方治療にすべてを捧げていた。漢方こそが医学のすべて。半端な西洋医学は、師匠に言われない限り使わない。特に性急な解熱鎮痛薬には、7年間ほとんど手を出さなかった。それでも使う時は、どうしても使わなければならない...
漢方医学

「さもありなん」の症例報告

先日、痺れだ痹症だと色々と書いた。 そういえば他に、黄耆桂枝五物湯の方意を使った症例はないものかと、手持ちの資料を探していた。すると、『漢方の臨床』2024年5月号(p.71)に目が止まった。「足のむずむず症候群」、恐らくレストレスレッグス...
漢方医学

痺れは黄耆桂枝五物湯へ回帰

傷寒論、金匱要略は紐解くたびに新しいテーマや知見を導いてくれる。 黄耆桂枝五物湯は金匱要略の「血痺虚労病」篇に登場する方剤だ。 不思議な処方である反面、これまではあまり重要視してこなかった。「尊栄人(そんえいじん)」に適用される、つまり運動...